グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  診療のご案内 >  予防接種

予防接種


予防接種ついて(特に高齢者の皆さまへ)

大切な健康を守るための「4つのワクチン」について

年齢を重ねると、免疫力が少しずつ弱くなり、感染症にかかりやすく、また重症化しやすくなります。
そこで高齢者の皆さまにとって特に重要なのが「予防接種(ワクチン)」です。
当院では以下の4つのワクチン接種を積極的におすすめしております。

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

帯状疱疹は、過去に水ぼうそうにかかったことがある方であれば誰でも発症する可能性があり、60歳以上の方の3人に1人がかかるといわれています。感染部位によっては入院が必要なこともあります。
一度発症すると、**強い痛みや長期間にわたる神経痛(帯状疱疹後神経痛)**を残すことがあります。
当院では、不活化ワクチン「シングリックス」を採用しており、予防効果が高く、持続期間も長いのが特徴です(2回接種)。
浜松市広報:
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kenkozoshin/health/yobo/taijohoshin.html

肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス・プレベナー)

肺炎は高齢者にとって命に関わることもある病気で、特に「肺炎球菌」による肺炎は重症化しやすいとされています。
当院ではまず多くの血清型に対応した「ニューモバックスNP(23価)」を基本とし、
患者さまの年齢・体調・持病等に応じて、より強い免疫をつける「プレベナー13(13価)」の追加接種もご案内しております。
2種類を組み合わせることで、より広く・強く肺炎を予防できます。

インフルエンザワクチン

冬になると流行するインフルエンザ。高齢者がかかると肺炎や心不全を併発し、入院が必要になることもあります。
ワクチンを毎年接種することで、発症や重症化を防ぎ、入院及び合併症のリスクを下げることができます。
毎年の接種が基本ですが、体調に応じて接種時期を調整できます。

新型コロナワクチン(ファイザー製)

高齢者は、新型コロナウイルス感染症で重症化・入院・死亡のリスクが高いことが分かっています。
当院ではこれまで、ファイザー製のワクチンを中心に接種を行ってきました。
すでに接種を終えた方でも、時間とともに効果が弱まるため、定期的な追加接種が勧められています。
今後の接種スケジュールや対象年齢などについても、厚生労働省の指針に沿ってご案内しています。

ワクチンは「かからないため」の備えです

ご自身の健康を守るだけでなく、ご家族や周囲の方を守ることにもつながります。
接種に関してご不明な点、ご不安な点があれば、お気軽に医師または受付にご相談ください。