グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  診療のご案内 >  生活習慣病・血管病

生活習慣病・血管病



疾患別に述べてきた病気は生活習慣を是正することで改善することが可能です。

生活習慣病と血管を守る生活

脂肪肝を含めた病気予防と生活改善のすすめ

生活習慣病とは、不適切な生活習慣の積み重ねによって発症・進行する病気の総称です。代表的なものに糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、肥満、心臓病、脳卒中、痛風、脂肪肝などがあります。
これらの多くは、血管を傷つけて動脈硬化を進める「血管の病気(血管病)」としても捉えることができます。血管が健康でなければ、全身の臓器にも悪影響を及ぼします。

血管を守るために

高血圧や脂質異常症、心臓病などは、いずれも血管の内側にダメージを与え、動脈硬化を進める病気です。その結果、脳梗塞・心筋梗塞・腎機能障害など、命に関わる重大な疾患へとつながります。
血管を守ることが、健康寿命を延ばす鍵です。

生活習慣病の主な原因

  • 食べすぎ、飲みすぎ
  • 運動不足
  • 肥満(特に内臓脂肪型)
  • ストレス
  • 喫煙・過剰な飲酒

脂肪肝にもご注意を

脂肪肝は肝臓に脂肪が蓄積しすぎた状態で、特に症状がないため放置されがちですが、進行すると「肝炎(NASH)→肝硬変→肝がん」と命に関わる病気へ進行することもあります。
脂肪肝の原因も生活習慣病と共通しており、肥満、糖尿病、高脂血症、過度なアルコールなどが背景にあります。

生活改善のポイント

減塩とカリウム摂取
  • 塩分は1日6g以下が推奨
  • 漬物、味噌汁、加工食品は控えめに
  • カリウムの多い食品(バナナ、ほうれん草、芋類など)を摂取

※腎臓の病気がある方は医師と相談してください。
体重管理
  • 目標:現在の体重の5〜10%減
  • 標準体重=22×身長(m)²
  • 内臓脂肪の蓄積にも注意
適度な運動
  • ウォーキング・サイクリング・ストレッチなどの有酸素運動を日常に取り入れましょう。
食生活の見直し
  • 野菜中心の食事に
  • 脂っこい料理や甘い飲み物を控える
  • 規則正しい食事を心がけましょう
節度ある飲酒
  • 目安:日本酒1合、ビール500ml以内
  • 肝臓・血圧・肥満への影響に注意
禁煙
  • タバコは動脈硬化を加速させ、がん・心筋梗塞・脳卒中の原因に
  • 禁煙治療も対応しています。ご相談ください
ストレス管理
  • 睡眠、趣味、リラックスタイムの確保
  • 気温差・気圧変化も身体のストレスになります

医師・スタッフによるサポート体制

生活習慣病の治療は「薬だけではなく生活習慣の改善」が重要です。「わかっていてもできない」「続かない」という方も、医師・看護師・管理栄養士がチームで無理のない方法を一緒に考えます。

健診で脂肪肝や生活習慣病を指摘された方へ

放置せずに、ぜひ一度ご相談ください。
未来の自分のために、今日から少しずつ変えていきましょう。