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TOP >  花だより >  白鳥庭園の植物図鑑 >  冬 12~2月

冬 12~2月


椿(ツバキ) ツバキ科 
開花時期:10月~5月  花色:赤、白、桃
実の時期:9月~10月
植栽場所:汐入の庭から北門への園路、園内各所
名前の由来
艶のある葉の木から、「艶葉木(つやはき)」と呼ばれそれが訛ったとされています。
椿には早咲き、遅咲きの品種があるため種類によって開花時期が異なります。

栴檀(センダン) センダン科 
実の時期:10月下旬~12月中旬
開花時期:5月上中旬~5月下旬  花色:紫
植栽場所:浮き見四阿
名前の由来
秋に実が枝一面につき、落葉後も気に残る様子が数珠のように見えることから「千球(センダマ)」と呼ばれ、そこからセンダンと言われるようになったとされています。

石蕗(ツワブキ) キク科 
開花時期:11月上旬~12月中旬  花色:黄
植栽場所:梅林、園内各所
名前の由来
光沢のある艶やかな葉で、フキのような葉の形をしているため「ツヤハブキ」と呼ばれこれが変化して「ツワブキ」になったとされています。

車輪梅(シャリンバイ) バラ科 
実の時期:11月~12月
開花時期:5月上旬~5月末  花色:白
植栽場所:梅林奥、英傑島など
名前の由来
葉が枝先に車輪状に集まり、花が梅の花に似ていることからこの名前が付きました。

常磐山査子(トキワサンザシ) バラ科 
別名:ピラカンサ
実の時期:11月中旬~12月中旬
開花時期:5月中旬~6月上旬  花色:白
植栽場所:汐入の庭、竹林など
名前の由来
常緑のサンザシのためこの名前が付きました。

南天(ナンテン) メギ科 
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
葉や幹が竹に似ていることから付けられた「南天竹」が訛ったとされています。

深山樒(ミヤマシキミ) ミカン科
別名:億両(オクリョウ) 
実の時期:11月中旬~12月中旬
開花時期:4月上旬~4月末  花色:白
植栽場所:清羽亭前
名前の由来
葉の形や色、質感なども樒によく似ているため、シキミの名前が付いたとされています。四季を通じて常に美しい緑色の葉のため、「四季美」と言われ、それがシキミと呼ばれるようになったとされています。

万両(マンリョウ) サクラソウ科 
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
実がたわわに実った様子を縁起のいいお金が貯まった様子を表したものです。

千両(センリョウ) センリョウ科 
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
実がたわわに実った様子を縁起のいいお金が貯まった様子を表したものです。

唐橘(カラタチバナ)  サクラソウ科
別名:百両(ヒャクリョウ)
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
ミカン科の橘によく似た花を咲かせます。
マンリョウやセンリョウより実が少なく付くためヒャクリョウと呼ばれています。

藪柑子(ヤブコウジ) サクラソウ科 
別名:十両(ジュウリョウ)
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:桃
植栽場所:築山
名前の由来
果実や葉が柑子に似ていて、藪の中に生えているためのこの名前が付きました。
赤い実がマンリョウやセンリョウと似ているためジュウリョウとも呼ばれています。

蟻通し(アリドオシ)  アカネ科
別名:一両(イチリョウ)
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:清羽亭露地
名前の由来
トゲがあり、そのトゲが蟻を突き通すという意味と、実が翌年まで付き続けるためという説がある。

山茶花(サザンカ) ツバキ科 
開花時期:12月~3月  花色:赤
植栽場所:宮の渡し広場、園内各所
名前の由来
中国語で椿の木を「山茶」と言い、その花を「山茶花」と言っていたことが由来します。
山で自生しているその葉をお茶として使っていたことから「山茶」と呼ばれていたそうです。

寒椿(カンツバキ) ツバキ科 
開花時期:12月~3月  花色:赤、白
植栽場所:游濱亭、築山への階段脇など
名前の由来
寒い時期に咲く椿のためこの名前が付きました。

梅 (ウメ) バラ科 
開花時期:1月~3月  花色:白、桃、赤
実の時期:5月下旬~6月中旬
植栽場所:梅林、游濱亭、徳川橋、清羽亭露地
名前の由来
「熟実(うむみ)」は梅の実が熟している様子を表しており、その音が変化したという説や、中国語名である「メイ」という読み方が日本でなまって伝わったという説があります。

寒菖蒲(カンアヤメ) アヤメ科 
開花時期:1月上旬~2月上旬  花色:紫
植栽場所:正門
名前の由来
寒い時期に咲く菖蒲(アヤメ)のためこの名前が付きました。

房咲水仙(フサザキスイセン) ヒガンバナ科 
開花時期:1月上旬~2月上中旬  花色:白
植栽場所:汐見四阿向かいののり面
名前の由来
房状になって花を咲かせることからこの名前が付いたとされています。

蝋梅(ロウバイ) ロウバイ科 
開花時期:1月中旬~2月中下旬  花色:黄
植栽場所:築山
名前の由来
蠟細工のような艶やかな花が、梅の花に似ているためこの名前が付きました。

素心蝋梅(ソシンロウバイ) ロウバイ科 
開花時期:1月中旬~2月中下旬  花色:黄
植栽場所:築山、汐見四阿向かいののり面
名前の由来
蠟細工のような艶やかな花が、梅の花に似ているためこの名前が付きました。
素心には花びらが芯まで同じ色という意味があります。

福寿草(フクジュソウ) キンポウゲ科 
開花時期:2月上旬~3月中旬  花色:黄
植栽場所:築山
名前の由来
黄金色の花が春一番に咲くため、「福告ぐ草」と江戸時代に呼ばれました。
その後、おめでたい「寿」の文字が使われるようになりました。

満作(マンサク) マンサク科 
開花時期:2月上中旬~3月中旬  花色:黄
植栽場所:汐見四阿向かいののり面
名前の由来
他の木に先駆けて花が「まず咲く」ことからこの名前が付いたとされています。

三椏(ミツマタ) ジンチョウゲ科 
開花時期:2月下旬~3月中旬  花色:黄、橙
植栽場所:築山(雄滝横)
名前の由来
枝が三つ又に分かれて育つことから名づけられました。

馬酔木 (アセビ) ツツジ科 
開花時期:2月下旬~4月上旬  花色:白、桃
植栽場所:清羽亭入口、雌滝裏の散策路、汐見四阿~游濱亭園路、尾張橋など
名前の由来
葉や茎には毒があります。馬が葉を食べると酔ったようになり、動けなくなることから名づけられました。

青文字(アオモジ) クスノキ科  
開花時期:2月下旬~3月中下旬  花色:黄
植栽場所:正門~清羽亭までの園路
名前の由来 
若い枝は青みを帯びているためです。