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トップページ >  院長・スタッフコラム >  下肢静脈エコー検査のお話 ~足のむくみ・痛みの原因を調べる検査です~

下肢静脈エコー検査のお話 ~足のむくみ・痛みの原因を調べる検査です~


「最近、足がむくむ」「片足だけ腫れている」「足がだるい・痛い」
このような症状はありませんか?
その原因のひとつとして、足の血管(静脈)の異常が関係していることがあります。
当院では、その状態を詳しく調べるために「下肢静脈エコー検査」を行っています。

●下肢静脈エコー検査とは?

足の付け根から足首にかけて、超音波(エコー)をあてて血管の状態をリアルタイムで観察する検査です。

●この検査でわかること

主に以下のような病気の有無を確認します。

① 深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)
足の深いところにある静脈に血液のかたまり(血栓)ができる病気です。
血液の流れが悪くなり、足の腫れや痛みが出ます。
さらに、血栓が血液の流れに乗って肺に飛ぶと、息切れや胸痛を引き起こす重大な事態(肺塞栓症)につながる恐れがあります。

② 下肢静脈瘤
血管の弁がうまく働かず、血液が逆流してしまうことで、足の血管がボコボコと浮き出る状態です。
足の重だるさ、むくみ、皮膚の変色の原因になることがあります。

●このような症状がある方におすすめです

  • 最近、片足だけが急に腫れてきた
  • 足がひどくむくむ、疲れやすい
  • 長時間座ることが多い(デスクワーク・長距離移動など)
  • 足の血管がコブのように膨らんでいる
  • 寝ている時によく足がつる
  • 足の皮膚が茶色っぽくなったり、かゆみ・湿疹がある

●検査の特徴(安心して受けられます)

  • 痛みはほとんどありません
  • 放射線を使わない安全な検査です
  • 体への負担が少なく、繰り返し可能です
  • 検査時間はおおよそ15~20分程度です

●検査の流れ

  1. 足を出しやすい状態にしていただきます
  2. ゼリーを塗り、プローブ(機械)をあてます
  3. 血管を軽く押さえながら血流や血栓の有無を確認します
  4. 検査後、ゼリーを拭き取って終了です

血管を軽く圧迫しながら観察することで、より正確に診断が可能です。
足のトラブルは、適切な診断とセルフケア(弾性ストッキングの着用や運動など)で改善できる場合が多くあります。

実は“放置しがち”な足の症状
足のトラブルって、
👉「たいしたことない」
👉「そのうち治る」

と思われがちです。

下肢静脈の病気は、放置すると
  • 肺塞栓症(命に関わる状態)
  • 慢性的なむくみや皮膚トラブル

につながることがあります。

しかし、エコー検査で早期に発見すれば、適切な治療につなげることができます。
最後に
足の症状は「年齢のせい」「疲れのせい」と思われがちですが、
実は血管の病気が隠れていることも少なくありません。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
当院では、経験豊富な臨床検査技師・超音波検査士が丁寧に検査を行います。